こんな記事を発見しました。
美容や調理家電などを簡単に貸し借り、CtoCシェアリングサービス「Alice.style」
つまり、買ったけれどもあまりつかえわなかったものをどうしよう、欲しいけれども買う前に「お試し」してみたい、という双方のニーズをマッチングするシステムができました!ということ。
ヤマトのサービスを利用して、個人のプライバシーを守った匿名での貸し借りができるとか。
10月29日からこのサービスが開始されたそうです。
個人間のやりとりばかりでなく、家電メーカーも出品できるようにしているそうです。
自分としては、この「家電メーカー」というところに、このサービスのメリットを感じますね。
新製品の「お試し」利用ができれば、消費者にとっては便利ですし、メーカーにとっても直接消費者の声が聞けて、有意義な変更ができますし、良いものはもっと売れて、あかんものは手を出さないうちに淘汰される。
「しまった!買わなきゃよかった」
という悲鳴も少なくなるのではないでしょうか?
ネットではレビューを参考にしますが、そういうレビューも「購入後」ですから。
不具合があっても返品が面倒だったり、安いから仕方ないと諦めたりすることって、けっこうありますよね!
「お試し」が簡単にできれば、消費者にとっては嬉しいこと!
まあ、メーカーにとっては大変かもしれませんが、こういう場で「信頼」を得ることが、長きにわたってお客さんになってくれる人を得る確かな方法ではないでしょうか?
家電は、同じメーカーで、とこだわる人も少なくありません。
デザインや色に統一性がありますしね。
このメーカーがいいよ、となれば良い顧客になります。
今はそのような「全面的な信頼」を得るメーカーが少ないので、たとえば掃除機はここ、炊飯器はここ、とか、メーカーがバラけているのではないでしょうか?
もちろん個人間のやりとりで、お試しができるのもいいと思いますが、借りる方はともかく『貸す』側のメリットはどうなのか?
料金なのか、なんなのか?
もしくは、結果がよければ売却できるのか?
その辺も気になります。
まだ始まったばかりのサービスですから、今後に注目したいと思います。