時間のある時には、本の「まとめ買い」
たとえば、あの「ベルサイユのばら」
全巻まとめて読んでみたい、と思いませんか?
断片的な記憶しかない、とか、ラストはどうだったっけ?
とか。
記憶はけっこういい加減ですから、改めて読んでみると、
新たな発見があるかもしれません。
今なら「大人買い」できる状況だから。
という人はいかがですか?
昔読んだ頃と、今読むのとでは、また感想が変わるかも
しれません。
または、昔は分からなかった「愛」に気づくかもしれません。
そこはあなたが過ごしてきた時間の中身によって
さまざまでしょう。
読み返したくなる本には思い出もついてくる
懐かしい本。
そこにはその本を読んでいた頃のあなたもいるのです。
「ベルばら」は宝塚の舞台にもなっていましたから、
当時の宝塚のスターさんと結びついた思い出となって
いる方も多いでしょう。
オスカル、と聞いて誰を思い浮かべますか?
アンドレは?
そういう思い出も懐かしく蘇ってくるでしょう。」
レビューも参考に
懐かしい、というばかりでなく、
今(大人になって)読んでも、最高の作品。
少女漫画の最高傑作、と言われる方が多いです。
いわゆる「少女漫画」の枠を超えた、歴史を背景にした
様々な生き方を描いた作品ともいえます。
フランス革命前夜のパリ。
その混乱の中でどう生きるのか?
変革期には常に生き方が問われますが、特にオスカルに
ついて。
女性でありながら男性として育てられ、危機的状況に
なってからは女性としての幸せを願う気持ちへと
親の気持ちが変わってゆくのがなんとも切なくて。
オスカルの葛藤は、今を生きる女性たちにも通じるから
こそ、長く支持される作品になっているのでしょう。
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